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謎のおふくろ [母親]

映画は、5~6歳のころからよく両親に連れられて観に行った。子


どものためというより、両親の娯楽に一人息子の私が付き合わされた感がある、いま振り返って思うに。


両親の映画好きについては、酷い話を聞いたことがある。


わたしが生まれる前のこと、親父とおふくろが自転車二人乗りで、いきつけにしている近所の映画館へ向かう途中、おふくろが荷台から落っこちた。それで打ち所が悪かったらしくて、流産してしまったらしい。


もちろん、流産させられたのはわたしではない。


今現在、こうして呑気にブログなんか書いてるもんね(笑)


わたしの兄か、あるいは姉にあたる人が、おっちょこちょいの母親が、無謀にも妊娠何か月目かの大事な身体にもかかわらず、荷台にまたがって嬉しそうに映画見物なんぞに行こうとした結果、残念ながらこの世に現れてくる権利を抹消されてしまったわけである。


そのおかげで、わたしは一人息子の長男という非常に収まりの悪い地位で生まれざるを得なかったのだ。


このように、結構シリアスな内容の話を、わたしが誰から聞いたのかというと、おふくろその人からだった。



しかも、なんかの拍子に、「ちょっと思い出したんやけど」的な軽いノリで。


まったく、おふくろの能天気さには呆れる。


わたしは一人息子なわけだが、60近い今になってもおふくろがどのような人間だったのか、いまいち把握していないのだった。


能天気のバカなのか、肝が据わっているのか、冷酷な人なのか、ひょっとして他人だったりして(笑)


なんてことを書いてるうちに、もうこんな時間になってしまった。


映画のことについてアレコレ書こうとしていたのに、いきなり話が脱線して「謎のおふくろ」という一文が出来てしまったではないか!


まあ、これはこれで俺って才能あると思うなぁ。


2013年2月24日に亡くなったおふくろ(享年81歳)に合唱して、今日のブログはおしまいでござりまする。
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タグ:母親

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